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ミシンの森

アックスヤマザキ通信

2018/07/06

ミシンの修理について

こんにちは
ミシンメーカーのアックスヤマザキです。

毎日暑い日が続いていますね。


さて、今日は未然に防げる修理ミシンの例を紹介します。
修理で届いたミシンにお手紙が入っていました、内容は。。。。


(1) 下糸が均等に巻けず、台形になる。
【回答】機種によりますが、糸巻き案内の金具の高さで調整が出来ます。(お客様で調整可能な部分です―――説明書にも記載されています)

(2) ボビンに巻いた下糸がたるんでいる。
【回答】糸巻き案内の皿に糸がしっかりかかっていないため。(糸巻き案内部分で糸両端を引っ張ってみてください。皿の奥まで糸が入り込み、しっかりまけるようになりますよ。)

こういった内容のものであれば、ミシンの修理に出さなくてもお客様で簡単に直すことができます。

ときどき、こういった簡単な原因での修理もおくられてきますので
修理に出す前にもう一度確認してみてください。

修理に出さなくても、ご自宅で直ってしまう症状もたくさんあります。
一度お電話またはメールで修理にお送りいただく前にご相談いただければと思います。

2018/05/01

上送り押えの取付方

こんにちは。
ミシンメーカーのアックスヤマザキです。


本日はミシンアタッチメント<上送り押え>の紹介です。

上送り押えは布を送る補助の役割として様々な生地にお使いいただけます。
通常ミシンでは、布の下のギザギザした「送り歯」で布を送っていきます。
送りにくい素材(ニット生地・コーティング生地)等や上下を重ねて縫うときにずれやすい物(キルティング)
を縫われる際に、上送り押えを取り付けて頂くことで送り歯と連動して布の上側からもはさんで送る状態になります。

時々取り付け方についてのお電話もいただきますので
上送り押え>の取付け方法を案内させて頂きます。




1:ミシンに元々付いてる押え金を上げます。

1-1.JPG


2:押えホルダー止めネジ針板ドライバーで外します。
※ワンタッチで取り付ける押え金等は下のソリ部分のみで交換できますが
上送り押えは「押えホルダー」ごと交換します。


2-2.JPG


3:押えホルダーを外した状態です。

3-3.JPG


4:押えホルダーネジを更に緩め、ネジも外します

4-4.JPG


5:上送り押えを後方から差し込みます

5-5.JPG


6:5の際に上送り押えのフォーク(二股に分かれた部分)を針止めネジに咬ませます

6-6.JPG


7:再び押え金を下げます

7-7.JPG


8:先ほど外した、押えホルダーネジ針板ドライバーで締めなおします

8-8.JPG


9:完成です

9-9.JPG


このような手順でミシンに取り付けて頂きます。

慣れて頂ければ、装着も苦にならないので是非参考にしてみて下さい。
それではまた。

2018/04/16

新機種発売しました。

こんにちは。
ミシンメーカーのアックスヤマザキです。
初心者から中級者の方へオススメできる、新モデルが発売いたしました。

自動糸調子機能を備えた、シンプルなデザインのコンパクトミシンです。
セットが簡単な水平釜を採用
スピード無段階調整可能
縫い初めも怖くない、ゆっくりスタート機能付き
フリーアーム機能
手元ランプ

などなど、初心者には嬉しい機能だけをシンプルに集めました。
アックスヤマザキ楽天市場店にてご好評をいただいております。

ミシンをお探しの方は是非ご検討くださいませ。

2017/07/17

ボビンケースと糸調子

こんにちは、毎日暑い日がつづきますね。
ミシンメーカーアックスヤマザキです。




さて、本日はお客様より実際にあったお問い合わせを紹介します。

『生地と糸を変えたら、糸の調子が合わなくなりました。
とお電話をいただきました。

まず、ご使用頂いてる生地と糸を確認後、上糸の調子も確認。

お伺いする限り、異常はありませんでした。



さらに、下糸調子を確認する為

『ボビンとボビンケースを合わせて頂き、ヨーヨーの様に空中に吊るすことはできますでしょうか?』
とお伺いすると、(↓このような状態です)



IMG_4672.jpg

『いえ、スルスル糸が出てきます・・・あ!!』
お客様もご自身で気づかれました。



このようになってしまっていた様です↓

IMG_4667.jpg

ボビンケースのバネから下糸が外れてしまっていますね。
正しくはこちら↓


IMG_4673.jpg

ボビンケースバネの溝の部分までしっかり糸をかけて頂くことで
下糸に糸調整が加わります。




普段何気なく行っている部分だからこそ
見落としやすい部分ですね。

下糸の糸調子が効かずに縫えてしまう場合は
布の表側で縫い目が線路の様になっているとよく表現されます。

以前修理ミシンでご紹介しました、ボビンケースのバネの下にホコリや糸くずが入っていても
糸調子が効かず同様の症状がでます。

糸調子が合わない場合は、一度確認してみてくださいね。
それでは、また。

2017/05/25

アンティークミシンの注油方法

こんにちは。
ミシンメーカーのアックスヤマザキです。

毎日暑い日が続いていますね。


 さてさて、以前アンティークミシンの注油箇所をお問い合わせ頂きましたので
この場を借りてご案内させていただきます。

アンティークミシンHA1

【ブルーバード アンティークミシン(現行機種とは若干異なります)】

電動タイプも手回しタイプも注油箇所は同じですのでミシンをお持ちの方は参考にしてみてください。

初めに注意事項です
注油する時は必ずミシン用の油でご利用ください故障の原因となりますのでミシン油以外は差さないでください!
付属のミシン用油が無くなった場合はお近くのミシン店や手芸店または当社にてお求めください。
油は各1滴程度で十分です。差しすぎると布や糸に油が付く原因になってしまいます。


ミシン裏側の側板

まずはミシンの後ろ側についている側板のねじを緩めて。。。

緩めて開く

側板を回して開きます。

針上


はずみ車を回して針が一番上に上がった状態にします。

側板内部


側板の中の部品が回転して真下に来ている事を確認してください。

上部はずみ車側注油


ミシン上部はずみ車側にある、赤色の矢印↓の穴3か所に差します。

(青色の穴は糸立棒を立てる穴です)

上部針側注油

ミシン針側の上部にある穴3か所にも差します。

釜内部注油

次に、釜の中へ差します。
↑の写真はミシンの左横から見た状態です。

ボビンケースを取り出してから釜の左右のストッパーを開き、中釜フタ、中釜を外します。
部品の取り付け取り外しは、前回の記事「アンティークミシンの釜のはめ方」を参照してください。

注油は中釜が入っていた位置に↓へ1滴差します。


ミシン底面注油

次にミシン底面です。
木製カバーから開くときに手を挟まないように注意して行ってください。

ミシン下軸の赤い矢印2か所をメインに、
余裕があればオレンジにも差して下さい



下軸左側

まず赤い矢印の左側、釜の方ですね。
こちらは穴の中へ差します。


下軸右側

赤い矢印の右側です。
こちらも穴の中へ差して下さい。

送り軸注油

オレンジの矢印の左側です。
一番手前にある軸のところですね。
部品の隙間に差して下さい。


右側注油

オレンジの右手前側です。
丸く2つ繋がった部品の隙間に差して下さい。

右側注油2

右奥のオレンジの矢印です。
こちらも2つの部品の隙間に差します。

最後に青い矢印です。
この部品は針が上にあがっている状態ですと奥に隠れていますので、
はずみ車を手前に回して部品をさげてから隙間に差して下さい。

説明書と若干手順が異なりますがご参考にして頂ければと思います。

その他にも気になるところがありましたら、
はずみ車を動かしたときに部品が動く関節の所へ差して頂ければ大丈夫です。
ただし、油の差しすぎには気を付けてください。
また、アンティークミシンは昔ながらの構造の為油をさして頂く箇所はたくさんありますが、
一般的な電子ミシン等は内部に電子部品が入っておりますので説明書の指定の箇所以外には刺さないようにしてください。

ではでは、お手入れしながら楽しんでミシンを使ってくださいね

それではまた、さようなら

2017/04/21

アンティークミシンの釡のはめ方

こんにちは。

ミシンメーカーのアックスヤマザキです。
 桜の季節も過ぎ、暖かい日が増えてきましたね。

夏へむけてどんどん暑くなっていきそうです!


さて、本日はミシン修理レポート&アンティークミシンの釜のセットの仕方をご案内します。
以前、山﨑範夫の電子ミシンで「縦釜ミシンの釜のセット方法」はご案内しておりますが、
アンティークミシンは直線専用です。

釜の向きも違いますし、本体が鋳物の為重いので釜をはめるのにもちょっとしたコツがあります!
アンティークミシン
まずは、アンティークミシンの釜の部分。
こちら、修理で届いたミシンだったのですが。。。

届いたときは
釜ふた押えずれ
このような状態でした。
上の写真と見比べて何が違うか解りますでしょうか?

左右の釜止のボタンの位置が若干ずれているんですね。
この状態だと、釜の部品が外れやすい。
縫っているとボビンケースがグラグラして外れてくる。
ボビンケースがずれてくるので糸がボビンケースに引っ掛かって絡まってしまうのです。



 おそらく何かのはずみで釜のストッパーがずれてしまったんですね。

アンティークミシンの釜部品

ちなみに、アンティークミシンの釜の部分は横から入れる形になっています。
このまま上から作業をするには、釜のお手入れや部品の取り外しが行いにくいですよね。


開きます!

釜の部分をお手入れする際は、アンティークミシン本体の土台の部分が開くようになっていますので
ミシン本体の下に座布団等を敷いてミシンを寝かせるようにして開きます。


必ず手で押える。

この時、木箱の部分が閉まってしまいますので必ず手でしっかりと押さえておいてください!
(指をつめたりすると怪我をする恐れがございます)
誰かに持ってもらうのが良いですが、お家に人がいない場合は。。。

もしくはクッションで!
木箱が閉まらないようにクッション等を噛ませてあげてください。
(よごれても大丈夫なようにクッションは雑巾などでくるんで下さい)



さて、では釜の中が良く見えるこの状態での部品のはめ方をご案内します。


釜の位置を移動させます

まずは釜の中に残っている三日月の部品シャトルドライバーといいます)を
はずみ車を回して右側に移動させます。

この状態にしておくと、中釜を入れるときに引っ掛かりハマりやすいですよ。

中釜です。
では、中釜をシャトルドライバーと対になるように、
軸が真ん中に来るようにして釜の左側へ入れます。

中釜が入りました!
赤く塗っている部分が先ほどの中釜です。

釜ふたデス!
次に釜蓋です。右側に小さな突起が来るように、
表裏も間違えないよう注意してくださいね。

ハマりました!
赤く縫っている部分が釜蓋の部分です。
ミシンを寝かせた状態で入れるとはまり易いですね。

左右を閉じます☆
では、最後に左右の釜ふた押えを元の位置に戻します。
この押えは堅いですが、両手を使ってしっかりはめなおしてください。


これで釜のセット完了です。
ミシンを起こす時は、重たいのでゆっくりと。
手を木箱に挟まないよう十分注意して行ってください。


以上、本日はアンティークミシンの釜のセットのご案内でした。

2016/12/29

素敵なガーゼマフラーの贈り物

こんにちは。

ミシンメーカーのアックスヤマザキです。

気づけば早いもので、2016年ももう終わりを迎えようとしています。

先日、テレビや雑誌等でご活躍されている手芸作家の森恵美子先生より、山﨑ミシンで作った素敵な贈り物をいただきました。

森恵美子先生は、人形・パッチワーク・洋裁・手織り等幅広いジャンルでご活躍されています。

ymg1.jpg

肌にとっても優しそうなガーゼのマフラーです。

山﨑のミシンでつくっていただいたそうなのですが、家庭用のミシンのステッチを利用してとても素敵なデザインに仕上げていただいています。

ymg2.jpg

たくさんの縫い模様が搭載されたコンピューターのミシンでなくても、ミシンステッチを楽しむことができるんですね!

素敵な再発見をさせていただきました。森先生ありがとうございます。

森恵美子先生のブログにもぜひ訪れてみてください。

http://ameblo.jp/craftwoo/

それでは、皆さま。よいお年を!

故障・修理

2016/07/27

ミシンの不調は針が原因の場合もあります。

こんにちは。

ミシンメーカーアックスヤマザキの浅井です。
 今回は「ミシンの針ってとても重要な部品なんです」というお話です。

このブログでも何度か針についてはお話させて戴いてるのですが、
皆さん
【ミシン針】ってあまり交換されないんですね。。。(・・;)

 お電話などで故障のお問合せをいただくと、不調の原因が針にあったりする場合があります。
 修理で戻ってきたミシンの針を正しくセットするとそれだけでスイスイ縫えてしまう事も多々あります。

そこで今回は、「こんな時は針を変えましょう!」というポイントをお伝えさせていただきます。

 先ず、心得として【針は見た目で判断できません】
ほんの僅かな差で縫い目が変わるので、ミシンを使い慣れた方だとしても見た目にはほとんど解りません。

市販されいている針の号数(#11,14,16etc)や酒類はいろいろありますが、ぱっと見ただけでは見分けはつかないです。
色分けされていなかったら、普通針もニット用針もほぼ見分けが付かないですね。
それでも針の種類によって縫い目って変わってしまうのです、縫い目に与える針の影響はとっても大きいのですね。

つまり、針が僅かに傷んでいたとしても見た目ではほとんど判断ができないのです。

何かの症状がある時はずは針を新しく交換することをお勧めします。

【主な症状や原因は】

○綺麗に縫い目がそろわない・・・針先がつぶれていたり、針が汚れていたり、錆びていたり等
○縫い目が飛ぶ・・・針先が曲がっていたり歪んでいたりする事があります

 また、新しい針を使用している場合でも、針がしっかり奥まで入っていない場合や
取り付ける際に表裏が逆になっていたりする場合も有ります。
針を取り付ける向きはミシンによって異なりますので、昔のミシンの癖で
ついつい間違った向きに針をセットされている場合も有ります。
念のため説明書で針の取付方向をしっかりと確認をお願いします。

また、「家庭用のミシン針(平らな面がある)」と「職業用のミシン針(丸くなっている)」は種類が異なります。
間違って取り付けると縫えなくなってしまいますので、必ずミシンに合った針をご使用ください。

そして、針の取り付けは専用の針板ドライバーでしっかりと締めてください。
手で締めてしまうと、しっかり固定できておらず使用途中で針が抜けてきたりする事もあり危険です。

ミシンにセットさてれいるので、ついついミシンの一部だと思われがちですが、
 【針は消耗部品】です。
 不調の際はまず針交換をして試してみてくださいね。

ミシンのお話

2015/08/25

リバティ生地での『ミシンの糸調子』

こんにちは、ひさしぶりの更新です。
今日は台風が接近していますが皆様大丈夫でしょうか?


今回は以前お問い合わせ戴いたお電話の中から、

『リバティの生地を縫っているんですけど、全然糸調子が合わないんです』

というお問い合わせ内容のご紹介です。


リバティの生地とってもかわいいですよね。
そして、ちょっと高価です!

失敗せずに、綺麗に縫いたいですよね。


お話を聞いてみると、

「9番の針に、60番の糸で縫っています」との事でした。


薄めの生地の場合は細い9番の針を使っていただくのは正解です!

 

ただ、惜しいのは、針と糸のバランスも大切にして頂きたい所です。


針が細くなると、糸を通す針の穴も小さくなりますし、布に刺さる針目も小さくなります。
そこへ糸が通って行きますので、穴が小さいと糸が通る時にしごかれて縫い上がりに生地が波打ってしまう事があります。


針は11番、糸は90番に合わせていただくと糸通りが良くなり、スムーズに縫えるかと思います。

あとは、どんなに糸調整を苦労しても生地によっては縫い仕上がりの波打ちが目立ちやすい場合もあります。
最後にアイロンを当てて生地を落ち着かせて戴く事で収まる事がありますので、是非お試しください。

それでは、また。

2015/05/20

ミシンでズボンの裾上げも簡単。

こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの浅井です。

今日は社内での、ミシンを使ってみた体験レポートです。
普段は営業に駆け回っていてあまりミシンに触り慣れていない男性でも、
自分のズボンの裾上げを簡単に仕上げる事が出来ました。

まずはズボンの裾を自分の脚の長さに合わせて折り、マチ針で止めておきます。

1.jpg

スカートやスーツ等、生地の表側に縫い目が目立ちたくない場合は
まつり縫い用の06・07番の模様を選択しますが、

今回はメンズの厚地のズボン。
直線縫いで仕上げる事に決めました。

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冬物の厚地を折り重ねていますので、糸調子は普段より強め(数字の大きい方)へ合わせます。

よくお電話で「糸調子の合わせ方」についてのご質問を戴くのですが、
一つの目安として、針の刺さる時の固さがあります。

縫い始める前に右手のはずみ車を手で回し、布に針を刺していただくと針が刺さる時の固さが手の感覚で解ります。針の刺さりが固い生地の場合は糸調子も強めにします。
慣れてくると、「このくらいの硬さだったら。。。」という糸調子の目安も付きやすくなります。
薄い生地でも目が詰まっている物ですと意外と数枚重なるだけで針の刺さりが固い場合もありますので、色々な生地を試しながら感覚を確かめてください。

また、初めて縫う生地の場合は縫い始めに少し手で回していただく事で布の送りやすさも確認することが出来ます。
布の材質や、生地の重なり具合により布送りも変わりますので、目の粗さを決める目安にもなります。

3.jpg

手元のスタートボタンを押して、縫い始めます。
誤ってマチ針を縫い込まないように気を付けて進めてください。

4.jpg

補助箱を外してフリーアームにすることで筒縫いも簡単に縫う事が出来ます。

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厚地でもしっかりとした縫いしまりとなりました。
段差もスムーズに縫う事が出来ました。

ミシンがあれば買い物の時にも裾上げを頼む必要が無くなり便利ですね。

皆様もどんどんミシンを活用して楽しんでくださいね。

それでは、また。

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