こんにちは。
ミシンメーカーのアックスヤマザキです。
本日はミシンアタッチメント<上送り押え>の紹介です。
上送り押えは布を送る補助の役割として様々な生地にお使いいただけます。
通常ミシンでは、布の下のギザギザした「送り歯」で布を送っていきます。
送りにくい素材(ニット生地・コーティング生地)等や上下を重ねて縫うときにずれやすい物(キルティング)
を縫われる際に、上送り押えを取り付けて頂くことで送り歯と連動して布の上側からもはさんで送る状態になります。
時々取り付け方についてのお電話もいただきますので
<上送り押え>の取付け方法を案内させて頂きます。
1:ミシンに元々付いてる押え金を上げます。
2:押えホルダー止めネジを針板ドライバーで外します。
※ワンタッチで取り付ける押え金等は下のソリ部分のみで交換できますが
上送り押えは「押えホルダー」ごと交換します。
3:押えホルダーを外した状態です。
4:押えホルダーネジを更に緩め、ネジも外します
5:上送り押えを後方から差し込みます
6:5の際に上送り押えのフォーク(二股に分かれた部分)を針止めネジに咬ませます
7:再び押え金を下げます
8:先ほど外した、押えホルダーネジを針板ドライバーで締めなおします
9:完成です
このような手順でミシンに取り付けて頂きます。
慣れて頂ければ、装着も苦にならないので是非参考にしてみて下さい。
それではまた。