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アックスヤマザキ通信

ボビンケースと糸調子

こんにちは、毎日暑い日がつづきますね。
ミシンメーカーアックスヤマザキです。

さて、本日はお客様より実際にあったお問い合わせを紹介します。

『生地と糸を変えたら、糸の調子が合わなくなりました。』
とお電話をいただきました。
まず、ご使用頂いてる生地と糸を確認後、上糸の調子も確認。

お伺いする限り、異常はありませんでした。

さらに、下糸調子を確認する為

『ボビンとボビンケースを合わせて頂き、ヨーヨーの様に空中に吊るすことはできますでしょうか?』
とお伺いすると、(↓このような状態です)

『いえ、スルスル糸が出てきます・・・あ!!』
お客様もご自身で気づかれました。

このようになってしまっていた様です↓

ボビンケースのバネから下糸が外れてしまっていますね。
正しくはこちら↓

ボビンケースバネの溝の部分までしっかり糸をかけて頂くことで
下糸に糸調整が加わります。

普段何気なく行っている部分だからこそ
見落としやすい部分ですね。

下糸の糸調子が効かずに縫えてしまう場合は
布の表側で縫い目が線路の様になっているとよく表現されます。

以前修理ミシンでご紹介しました、ボビンケースのバネの下にホコリや糸くずが入っていても
糸調子が効かず同様の症状がでます。
糸調子が合わない場合は、一度確認してみてくださいね。
それでは、また。