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アックスヤマザキ通信

リバティ生地での『ミシンの糸調子』

  • 2015年8月25日
  • 2021年7月2日
  • 手作り
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こんにちは、ひさしぶりの更新です。
今日は台風が接近していますが皆様大丈夫でしょうか?

今回は以前お問い合わせ戴いたお電話の中から、
『リバティの生地を縫っているんですけど、全然糸調子が合わないんです』
というお問い合わせ内容のご紹介です。

リバティの生地とってもかわいいですよね。
そして、ちょっと高価です!

失敗せずに、綺麗に縫いたいですよね。

お話を聞いてみると、「9番の針に、60番の糸で縫っています」との事でした。

薄めの生地の場合は細い9番の針を使っていただくのは正解です!

ただ、惜しいのは、針と糸のバランスも大切にして頂きたい所です。

針が細くなると、糸を通す針の穴も小さくなりますし、布に刺さる針目も小さくなります。
そこへ糸が通って行きますので、穴が小さいと糸が通る時にしごかれて縫い上がりに生地が波打ってしまう事があります。

針は11番、糸は90番に合わせていただくと糸通りが良くなり、スムーズに縫えるかと思います。

あとは、どんなに糸調整を苦労しても生地によっては縫い仕上がりの波打ちが目立ちやすい場合もあります。
最後にアイロンを当てて生地を落ち着かせて戴く事で収まる事がありますので、是非お試しください。

それでは、また。