こんにちは。
ミシンメーカーアックスヤマザキの櫃本です。
今日お伝えしたい事はとっても簡単!でも、意外と見落としがちのワンポイントです。
お電話で時々あるお問い合わせなのですが、
「ミシンが急に動かなくなってしまいました!さっきまでは縫えていたんですけど」
というとても焦ったお電話。
ミシンを縫っていて、さぁ続きを縫おう!
・・・と思ったら、動かない!?
皆様はそのような経験ありますでしょうか?
もちろん、急ぎで仕上げないといけない縫物だととても焦りますし。
買ったばかりのミシンだととてもショックですよね。
こんなとき、原因はわかりますでしょうか?
実は、ミシンを使っている方ならよ~く考えていただくとすぐに解る原因なのです!!
そんな事になった事無いわ。
という方も、今後の参考に一緒に考えて見てくださいね。
右手のはずみ車は回ります。
ミシンの電気も付いています。
モーターの回る音も微かに聞こえてるのですが。。。。
さて、そんな時の原因は。。。ズバリ!下糸巻き軸!です!
「下糸巻き軸?お釜の所ですか?」と言われる方もおられますが、いえいえ、違います。
下糸を巻く時に使っていただく
ここです!
本体の右上にある銀色の軸ですね。
ミシンをスタートしていただくと“ブーン”という音と一緒に軸が回ります。
軸が右に寄っていると、下糸を巻く状態になります。
最近のミシンでは、針は安全装置が働き下糸を巻いている間は動かない設計になっている
事がほとんどなのです。
下糸巻き軸を、左へパチンとずらしていただくだけで問題無く縫えるようになります!
また、軸が左に寄りきっていない場合も針が動かなくなってしまいますので
下糸巻き軸が回っていない場合は「右に寄せる⇒軸が回る⇒左に寄せる⇒針が動く」
この動作を一度ご確認ください。
簡単な答えでがっかりされた方もおられると思いますが
急にミシンが動かない!となると、皆様びっくりされてお電話いただく事が多いのです。
頭の片隅に入れておいて戴ければ、焦る事がなく落ち着いて対処できるというワンポイントでした!
それでは、また。