ミシンをより楽しんでお使いいただくために、きれいに縫うためのポイントを10項目でまとめてみました♪
基本的なことですが、ミシンを初めてのご使用される方や久しぶりにご使用される方など、知っておきたいことが盛りだくさんですので、ぜひ最後までチェックしてください。
【まっすぐきれいに縫うために】
1.ミシンの中心ではなく、ミシンの針が体の中心になるように座ります。
中心がゆがむと生地もゆがんで進んでしまいます。
2.縫い始める前に下糸をすくいあげます。
下糸をすくいあげずに縫ってしまうと、下糸が浮いてしまったり、糸が絡んでしまいます。
また、そのまま縫い進めてしまうとトラブルにもつながります。
3.布は押え全体がしっかりと載る位置にセットします。
布はしのギリギリを縫う際に押えの一部しか載っていないと、布のかみこみ・縫い落とし・布の送りが悪いなどのトラブルにつながります。
4.上下の糸は後ろ側で軽く押さえ、縫い始めの位置に針を落としてから押えを下げます。
5.縫い始めの上下の糸は針の後ろで持ち、軽く引くようにして縫い始めます。
※糸かけなどの間違いがないか確認の為「はずみ車」を手前に回し3-5針縫います。
6.布を送る手は軽く添えるようにし、布を押したり引っ張ったりしないでください。
7.縫っているときは針よりも押えの先端あたりを見て操作するときれいに縫うことができます。
8.縫い始めと縫い終わりは返し縫いをすると、縫い目がほどけるのを防ぎます。
9.縫い終わりは天びんを一番上にあげてから布を引き出し、糸は15cm程残して切ります。
天びんが真ん中にあると釜に糸がひっかかり布を引き出せません。
また、糸もたるんだ状態になるので、次に縫い始めるときに糸が針から抜ける場合があります。
機種によっては、天びんが必ず上で停止するミシンもあります。
10.目打ちで縫い位置を押さえ、布を送りながら縫うと、縫い線のふらつきを防ぎます。
布の送りが悪いときは目打ちを使って送りの補助をしてあげましょう。
(目打ち…先端のとがった手芸道具です。縫い目をほどいたり、縫い返した生地の端を整えたりいろいろな用途に使えます。)
上記10つのポイントに気をつけながら、ぜひミシンを楽しんでご使用いただければ幸いです♪