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アックスヤマザキ通信

糸について(生地・針・糸の関係)【ミシンをご使用になる前に | サポート解説】

【生地・針・糸の関係】
ミシンの縫い目を作るのに、生地・針・糸の関係が非常に重要です。
はじめてミシンを使われる方は「針や糸に種類があるなんて知らなかった」とおっしゃられる方が多いですが突然起こるミシントラブルのほとんどの原因は「針・糸」です。

ぜひ下記を参考にして、ミシンを楽しんでご使用いただけましたら幸いです♪

【糸】
糸には”手縫い用””ミシン用”があり、糸のヨリ方向が異なります。
ミシンに手縫い糸を使用すると故障の原因になりますので、”ミシン用の糸”をご使用下さい。

また、糸の種類によって縫い目の状態が大きく変化します。
糸調子を合わせる前に糸の種類を確認しましょう。品質の悪い糸では糸絡みや目とびなどのトラブルにつながりやすくなるので、注意して下さい。

【糸の素材の違い】
・ポリエステル
ミシンではポリエステル糸が良く使われます。強度がありトラブルの少ない糸です。

・ナイロン
伸縮があるためニット素材等で使用します。糸の伸縮・糸のヨリによるトラブルが生じる場合があり、ご使用には注意が必要です。

・絹
天然の素材の為、製造より年数が経つと切れやすくなります。シルクを縫われる場合はポリエステル#90糸を使用します。

・木綿
天然の素材の為、製造より年数が経つと切れやすくなります。糸すべりが悪く糸の引きが重たい場合は糸を変えてください。

※糸の寿命は保管環境により異なります。遮光(紫外線)された環境で保管してください。

【糸の太さ】
糸のいろいろな太さがあります。糸調子に大きくかかわります。
上下の糸は同じ種類の糸を使ってください。

#90 薄地で使用します。
#60 普通地~厚地で使用します。
#30 ステッチを目立たせる為に使います。ミシンによっては使えません。

糸にもたくさん種類があるので、参考にしてみてください。
「たくさんあってよくわからない!」という方へは、シャッペスパンミシン糸#60をオススメしています。
当社でミシン製造時検査等に使用している糸で、トラブルが最も少ない糸です。

次回は「針」についてご紹介します♪
お楽しみに。